「ClamTk」はLinuxでは有名なセキュリティソフトです。
Ubuntuソフトウェアから検索してインストールできます。

xsekyu1

LinuxOSのUbuntuやDebianなどに対応したセキュリティソフトがほとんどない中で唯一使えるソフトなのが
ClamTkです。

ClamTkの何が凄いのかというと、
Ubuntuソフトウェアや
Snapストアから簡単にインストールできるところです。

他のソフトウェア同様物凄く簡単に誰でもインストールできるのです。
まるでAndroid端末のようにタップするだけのようです。

他のセキュリティソフトはインストールが難しいです。

・ダウンロードしてもインストールできない
・やり方がわからない
・ダウンロードした拡張子が意味不明
・サポートが終了していてエラーになる
・アップデートできない
・インストールしたのに起動できない

などなど問題だらけですが、唯一ちゃんと動いているのが
ClamTkです。

しかしこのClamTkもシステムの評判が少し良くありません。

・使い方がわからない
・アップデートができない(おそらく自動でやってくれている?)
・押しても反応しない

などです。
(※アップデートに関して自動で適応していることを確認しました。2021年2月4日)

そこで確かめるべく
ClamTkをテストしてみたいともいます。

■方法

まず「テストウイルス」と呼ばれる偽のウイルスファイルダウンロードしてちゃんとこのソフトが検出するかを確認してみましょう。

・各製品共通テストウイルス
https://downloadcenter.trendmicro.com/index.php?regs=jp&prodid=1424

上のURLからダウンロードできます。
その他のファイル名の下の「eicar.com」というリンクからダウンロードできます。

ウイルスだと表示されますが基本的には無害なのように設計されていますので安心です。
これはWindowsパソコンでも試すことができます。

早速試して見たいと思います。
「ファイルをスキャン」から
「eicar.com」を選びます。
(入ってるところを探し出してください。)

uirusu1

「潜在的な脅威:1」と表示されました。
もう当たり前のことが出来るだけで凄い
ClamTk。

uirusu2

次に「
eicar.com」の解析をしてみたいと思います。
「解析」クリック。
「eicar.com」を選んで解析。

uirusu3

解析結果は、ご覧お通りです。
名前の聞いたことのある有名企業から無名企業までたくさんの会社がこの
「eicar.com」がどのようなウイルスであるか表示してくれています。

実は、最初に「ファイルでスキャン」した時は「潜在的脅威:0」と表示されました。
その後に「解析」してから、もう一度
「ファイルでスキャン」した時は「潜在的脅威:1」と表示されました。
なぜなのかは不明です。

でもウイルスを検出できたことは凄いと思います。
ただ見つけただけでどこにウイルスがあるのか特定していません。

おそらく皆様も同じだと思われますが、
Windows用のセキュリティソフトなら必ずウイルスアラートで危険をお知らせ表示して自動で削除して隔離しますよね。

でもClamTkは「ウイルスが見つかった」と教えてくれただけです
・ウイルスを削除しない
・ウイルスを隔離しない
・ウイルスがどこにあるか教えてくれない

今回はテストウイルスだとわかってた上で、かつデスクトップにおいてあるのですぐにわかりましたが、これが本当のウイルスだったらどこにあるのかわかりません。




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